新型ウイルス終息祈願の豊盃特別純米酒をPRする三浦社長

 弘前市の三浦酒造は、新型コロナウイルスの終息を祈念した日本酒「豊盃 特別純米酒(山田錦)」を発売する。通常は豊盃米で醸造している看板商品を、山田錦(兵庫県産)を用いて仕立てた特別品。三浦剛央社長は「日本酒ファンも小売店・飲食店も元気がない中、この特別商品で頑張っていこうという気持ちになってもらいたい」と話している。同市内の店頭発売は22日から。
 新型ウイルス感染拡大の影響による自粛ムードや弘前さくらまつり中止などで酒類の消費が大きく落ち込んでいる今春。「地元の酒蔵として何か手伝いになることを」と考え、ウイルス終息祈願を込めた商品を出荷することにしたという。
 「豊盃 特別純米酒(山田錦)」は、山田錦ならではの香りや味わいが楽しめる一品。原料米は通常の豊盃米より高価だが、価格を据え置いた。
 ラベルは通常の特別純米酒と同じで、首掛けに「終息祈願」の短冊が付いているものが特別品になる。「豊盃米にはないうま味が出た酒になった」と三浦社長。
 愛飲家はもちろん、願掛けに試そうという人にも楽しんでもらおうと、1升(1800ミリリットル)瓶のほか、手に取りやすい4合(720ミリリットル)瓶も多めに出荷。「コロナ禍の中で当社、取扱店、消費者それぞれにとって、この商品が次につながる一歩になれば」との願いを込めている。
 価格は1800ミリリットル3000円、720ミリリットル1600円(いずれも税込み)。問い合わせは同社(電話0172―32―1577)へ。