トラック荷台に積まれた水槽に、次々と稚魚を投入する担当者

 鯵ケ沢町産アユ稚魚の出荷作業が19日、同町赤石町のアユ中間育成施設で始まった。昨秋にふ化し体長約10センチ、体重6~10グラムに成長した稚魚が次々とトラックの荷台に積まれた水槽に移され、放流予定地に向けて出発した。
 同施設では、県内で放流される全てのアユ稚魚が育成されており、今年は県内21河川で24漁協・団体が放流する30万9002尾(1864キロ)を6月上旬までに出荷する。
 この日は十和田市と南部町に届ける稚魚計4万4000尾の出荷作業を行った。曇り空の下、施設の養殖作業員がざるとバケツを使って稚魚を水槽に投入した。
 出発式では、平田衛町長が作業員を前に「鯵ケ沢は青森県のアユの里として定着している。皆さんには誇りと自信を持ってほしい」と激励。作業員の今道幸さんは「安全運転で無事にアユを送り届け、放流できるようにします」と語った。