今年も販売されている「幻の県道あっぷるジュース」

 黒石市六郷地区振興協議会幻の県道探索ハイキング実行委員会(鎌田誠二会長)が製造したリンゴジュース「幻の県道あっぷるジュース」が今年も販売されている。新型コロナウイルスの影響で今年のハイキングが中止となったが、関係者は「このジュースで幻の県道の自然を感じてほしい」と話している。
 幻の県道は津軽と県南をつなぐ最短ルート。1936年に秩父宮殿下が率いる旧陸軍歩兵第31連隊第3大隊の行軍にちなみ県道に昇格したが、戦時中で整備されないまま幻の県道と呼ばれるようになり、歴史と自然を知ってもらおうと毎年6月にハイキングが行われている。
 ジュースは幻の県道沿いの園地で栽培されたサンふじを2割、ジョナゴールドを8割でブレンドした商品。30回目を記念して2016年に製造以降、毎年販売するようになった。ラベルには幻の県道のブナ林が印刷され、売り上げの一部は幻の県道維持費に充てられている。
 今年はハイキングが中止となったが、「ジュースだけでも」といった問い合わせが協議会事務局の六郷公民館に多く寄せられているという。同公民館は「甘さと酸味のバランスが程よく後味がすっきりして飲みやすいのでぜひ味わってほしい」と呼び掛けている。
 「幻の県道あっぷるジュース」は1本(1リットル)350円、3本入り箱が1250円、6本入り箱は2300円。インターネットでも受け付けている。問い合わせは六郷公民館(電話0172―52―3830)へ。