新型コロナウイルス感染拡大に伴う休業などで余剰労働力を抱えた企業と、人手不足に悩む農業法人などを結ぶため県が設置した「農業労働力ワンストップ相談窓口」で、18日までに5件のマッチングが成立した。
 窓口は、青森市のあおもり農林業支援センターが県からの委託で運営。4月10日の開設から5月17日までに42件の相談を受け付け、県内の農業法人など29社が求人を出している。このうちマッチングは3社で5件成立し、弘前市のゴールド農園で1人、十和田市の十和田アグリで1人、おいらせ町の柏崎青果で3人が一時的に就労している。
 このうちゴールド農園では、観光業従業員の20代女性をアルバイト雇用している。18日取材に応じた同社の石岡繁行代表取締役は「少子高齢化で人を集めづらい中、短期間でも来てくれるのはありがたい」と話した。
 同センターでは取り組みのさらなる周知を図るため、休業や事業規模縮小などを強いられる県内企業を巡回したり、求職者向けポスターを掲示したりする方針。求人、求職に関する相談は同センター窓口(電話017―773―3131)へ。