鷹揚郷腎研究所弘前病院に移植用の腎臓を運び込む同病院の医師=17日午後4時30分ごろ

 弘前市の鷹揚郷腎研究所弘前病院で17日、臓器移植法に基づき脳死判定された臓器提供による腎臓移植手術が行われた。腎臓は同日午後4時25分ごろ同病院に到着し、IgA腎症の50代女性に移植され、無事終了した。新型コロナウイルス感染の有無について調べるPCR検査の結果は、臓器提供者、移植希望者ともに陰性だった。
 脳死判定を受けたドナーの腎臓は17日、仙台市内の病院から新幹線で本県に運ばれ、新青森駅からは車で搬送。午後4時25分ごろ、移植手術が行われる鷹揚郷腎研究所弘前病院に到着した。
 鷹揚郷腎研究所弘前病院によると、移植手術を受けた女性は青森市在住で、20年以上にわたり透析治療を受けていたという。移植手術は到着後に行われ、鷹揚郷腎研究所弘前病院と弘前大学医学部附属病院の医師らでつくる約15人のチームが担当した。移植手術は午後9時ごろに無事終了した。
 女性は、経過が順調であれば20日ほどで退院できる見込み。
 脳死判定に伴う鷹揚郷腎研究所弘前病院での腎臓移植は2002年8月に1例目が行われ、今回は13例目となる。