あおもりオベーションのロゴマークを披露し、プロジェクト内容を説明する三村知事(左)=14日午後9時15分ごろ

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が本県を含む39県で解除されたことを受け、県は14日夜、危機対策本部会議を開き、三村申吾知事は「引き続き、『3密』を避けることの徹底のほか、人との適切な距離を保つソーシャルディスタンスの考え方を日常生活に取り入れてほしい」と呼び掛けた。県は医療や介護、福祉などの現場で働く人へ感謝の念を持ち、県民一丸でこの厳しい状況を乗り越えようと、新たなプロジェクト「あおもりオベーション」を展開するとした。
 解除を受け、これまで原則中止または延期としていた不特定多数が集まる県主催のイベントや会議などについては、比較的少人数(最大50人程度)で、大声での発声や歌唱が想定されない場合は適切な対策を実施した上で、開催することを決めた。臨時休館中の県営施設は、再開に向けた検討を適宜行う。
 県内の新型ウイルス感染者は13日現在、27人でこのうち21人が退院した。最後に感染者が確認されたのは今月7日。PCR検査はこれまで784件実施された。県は今後も、不要不急の帰省や旅行など、都道府県をまたいだ移動は極力控えるよう協力を求めている。
 三村知事は「緊急事態宣言の対象から外れたとはいえ、本県の感染リスクが無くなったわけではない。引き続き、感染症の動向に細心の注意を払い、緊張感を持って取り組みたい」と語った。
 県は拍手や喝采の意味を持つ「オベーション」と掛け合わせた新プロジェクトを展開すると発表。ロゴマークには青い森を象徴する緑色と黄色を合わせたまたソーシャルディスタンスを周知するためのキャッチフレーズとロゴマークも定め、公表した。