本県を含む39県の緊急事態宣言が解除された14日、県民からは安堵(あんど)の声が多く聞かれるとともに、宣言解除に伴う新型コロナウイルス再流行への懸念から、マスクの着用や手洗いを継続するなど、感染リスクに対する緊張感を維持する姿勢も見られた。
 弘前市のアルバイト男性(63)は「飲食店に行けるようになると思えば気が楽になった部分はある」としながら、「ワクチンができるまでは自分で自分の身を守らないと。毎日誰に会ったかを(日記などに)書いておこうと考えている」と話した。
 同市で1人暮らしをする無職男性(78)は、「独り身なので家にいると気分が落ち込みがちだったが、宣言解除と聞いていくらか気が和らいだ」と安堵。一方で「高齢者なので感染は怖い。アルコール消毒などの対策は続けていきたい」と警戒心を緩めなかった。
 つがる市の看護補助の女性(36)は「宣言が解除されても、すぐにコロナがなくなることはないはず。ワクチンができれば収束した気はするかもしれないが…」と変わらない不安を吐露し、しばらくマスクの着用と手洗いを続けるという。
 平川市の会社員女性(39)は「自粛を求める世間の目が気になり、子どもを公園に連れて行っても気が休まらなかった。今後も感染対策はしなければいけないが、家族連れが白い目で見られなくなるのであれば精神的な負担は減る」と話した。