台車付きのねぷたと太鼓を作ることができる「ミニ黒石ねぷたペーパークラフト」

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で黒石ねぷた祭りの中止が決まったことを受け、黒石青年会議所(浅原宏之理事長)は、ウェブサイト「黒石ねぷたオフィサルサイト」で、黒石ねぷたと太鼓を作ることができる「ミニ黒石ねぷたペーパークラフト」を無料で公開している。浅原理事長は「楽しんで作りながら、来年こそは本物を運行しようという思いを持ってもらえたら」と期待を込めた。
 ミニねぷたは、2019年の黒石ねぷた祭りに参加した団体のねぷたをモデルにした。A4サイズの紙4枚を使って作ると、台車部分を含めて縦約15センチ、横約15センチのねぷたが完成する。題名は「源義経~来世邂逅~」で、新型ウイルスの早期収束を願う「悪疫退散」の文字が印刷されている。
 完成までに要する時間は大人だと2時間ほど。扇の上部分が空いているため、市販のミニランプを入れることで点灯。さらに、太鼓も台車付きで組み立てることができ、ねぷたと太鼓の台車を連結させることもできる。
 新型ウイルスの影響で合同運行が中止となったほか、外出自粛などでねぷたの楽しみを伝える機会が薄れる現状から脱しようと、会議所が企画した。
 浅原理事長は「台車も設けて運行の雰囲気を表現している。自宅で過ごす際の楽しみの一つとしてだけでなく、帰省を自粛している津軽出身者にも作ってもらい、飾ることで懐かしさを感じてもらいたい」と話し、「祭り中止は残念だが、来年こそは運行を再開するという気持ちを持ってほしい」と力を込めた。
 ペーパークラフトのPDFファイルは、黒石ねぷたオフィシャルサイト(http://k-jc.com/neputa/)からダウンロードできる。問い合わせは青年会議所(電話0172―52―3369)へ。