弘前市乳井地区の園地で咲き始めた王林の花=2日午後2時ごろ

 2日の県内は高気圧の影響で南から暖かい空気が流れ込み、各地で軒並み気温が上昇。青森地方気象台によると、最高気温は20観測地点で今年最高を記録し、八戸市は今年初の夏日となった。最高気温21・6度で5月下旬並みとなった弘前市では、ここ数日の陽気も相まって、リンゴの生育が比較的早いとされる乳井地区の園地で王林の花が咲き始めた。
 同地区の棟方利彰さん(78)の園地では、日当たりのいい王林の丸葉台樹で、淡いピンク色の花が1輪咲いているのが確認された。ほころび始めているつぼみも多く見られ、棟方さんは「例年であれば王林の何日か後に咲くふじも、今年は3日には開花しそう。畑作業が本格化する時期が来たと感じる」と話した。
 県「攻めの農林水産業」推進本部のリンゴ生産情報第2号(4月25~5月13日)によると、県産業技術センターりんご研究所(黒石市)では、気温が平年並みに推移した場合、王林は平年より4日早い2日に開花するとしていた。ジョナゴールドは2日早い5日ごろ、ふじは3日早い5日ごろ開花する見込み。