シネマヴィレッジ8(つがる市)と青森松竹アムゼ(青森市)の両映画館が閉館の危機に瀕(ひん)している。両映画館を運営するシネマセンター(同市)の野村央代表は新型コロナウイルスの影響による客足の激減と連休中の休業措置で「運営資金が底を突いた」と切実に訴える。存続を懸けて4月30日にクラウドファンディング(CF)を始め、目標金額2000万円を目指し支援を募っている。
 シネマヴィレッジ8は4月18日から当面の間、青森松竹アムゼは同29日から5月6日までそれぞれ休館しており、野村代表によると4月の売り上げは前年比90%減少した。書き入れ時である春休みに公開予定だった映画が軒並み公開延期となったことも打撃となった。
 集まった資金は店舗賃料、人件費、光熱費などに充てる。寄付した人には両館共通の鑑賞券や貸し切りできる権利など5種類のリターン(返礼品またはサービス)があり、寄付の金額が選べる。金額が目標に満たない場合もリターンは届けられる。
 野村代表は「地域に支えられて今まで営業して来ることができた。なんとか存続させて映画を届けられるよう厚い支援をお願いしたい」と訴えた。
 募集は6月17日までで、7月中旬にリターンを発送する予定。支援はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」内の「シアター救出大作戦!~コロナに負けるな!!~」(https://camp-fire.jp/projects/view/268202)で。