ゴールデンウイークにもかかわらず、閑散としているさくら野弘前店の駐車場=29日午後2時50分ごろ

 新型コロナウイルス感染拡大に伴って県が発令した休業要請期間の初日である29日、各商業施設が臨時休業し、街中は休日にもかかわらず閑散とした風景が広がった。
 弘前市のさくら野弘前店は、1階の食品売り場とドラッグストアを除いて臨時休業を始めた。店舗前の駐車場、立体駐車場とも車はほとんど見られず、買い物客の姿はまばら。敷地内の映画館なども休業しており、普段の休日のようなにぎわいはなかった。買い物帰りの主婦(54)は「普段と比べ、街中に車も人もほとんどいない」と驚いた様子だった。
 同店販売促進店次長の村上公司さんは「例年であれば、ゴールデンウイーク中は終日満車だが、今年は新型コロナウイルスの影響でまばらな状態」と苦慮。感染防止のため、レジカウンターにビニールカーテンを設置、床には130センチおきにテープを貼って客同士の距離を保つよう努めている。村上さんは「食料品は市民の皆さまにとって重要なもの。衛生面に気を付けながら、欠品しないようにしてお客さまを迎えたい」と話した。
 同市内のパチンコ店も軒並み休業。各店舗の広々とした駐車場に車はほとんど見られなかった。中心商店街・土手町でもシャッターを下ろして臨時休業している商店もあり、通行人も少なかった。
 中三弘前店も地下の食品フロアとフードコートなどを除き臨時休業中。買い物に訪れた会社員女性(25)は「感染を食い止めるためには、臨時休業は仕方ない」とし、「買い物に行くときは、営業しているかを事前に確認するようにしている」と語った。
 県が発令した休業期間は5月6日まで続く。