県が取りまとめた県内8市に設置されている創業支援拠点の利用・創業者実績によると、2019年度の創業者数は142人(前年比16人増)で、06年度の統計開始以降で最多となった。首都圏などからのUIJターンによる創業者は17人。拠点に相談で訪れる新規利用者数は504人(同47人減)で過去2番目の高水準を維持した。
 県や各市などが設置している支援拠点(青森、弘前、八戸、五所川原、三沢、むつ、黒石、十和田)では創業に関する相談を無料で受け付けている。具体的には起業・創業支援の専門家から事業計画の作成や支援制度の利用方法などについて助言を受けることができる。
 創業者の業種は、飲食業が45人と最多。次いで生活関連サービス(理美容など)28人、卸売り・小売り24人、教育・学習支援12人、医療・福祉11人、建設8人、専門・技術サービス7人など。専門・創業者の性別は男性85人、女性57人。年代別では30代が最多の54人で、40代49人、50代22人、20代12人、60代4人、70代1人と続いた。
 支援拠点が8市体制になった16年度以降、新規利用者数は大きく伸びているため、創業者の増加につながったと県はみている。
 UIJターンの創業者の性別は男性11人、女性6人。年代は30代が最も多く。60代が2人いた。業種は飲食7人、卸売り・小売り5人、生活関連サービス3人、教育・学習支援、医療・福祉が各1人。
 創業者支援の意義について、県地域産業課の担当者は「地域資源を活用した多様な仕事が生まれることで、地域活性化や雇用創出につながる」と話した。

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。