100回目の弘前さくらまつり(23日~5月6日)が新型コロナウイルス感染拡大で中止となったことを受け、弘前市の津軽藩ねぷた村(中村元彦理事長)は28日、家にいながら少しでも祭り気分を味わってもらおうと「幻の!100回目記念さくら金魚ねぷた」を発売する。
 さくら金魚ねぷたは、弘前さくらまつりが100年目を迎えた2017年から毎年、祭りに合わせて作られている。
 「幻の!100回目記念さくら金魚ねぷた」は直径約6センチ。弘前公園の桜をイメージした鮮やかなピンク色をまとい、左目の上には桜の花をかたどった装飾を施すなど春らしく仕上げた。桜の花びらの形をした尾びれが付いており、裏側には100回目の祭りのロゴマークがプリントされている。1個1050円(税込み)。
 制作を手掛けるねぷた村の檜山和大課長は「ウイルス感染防止のため家にいる方も多いと思う。金魚ねぷたを見て、来年の祭りに思いをはせてくれれば」と話した。
 ねぷた村は新型コロナウイルス感染拡大の影響で29日から5月6日まで休館するため、電話やメールでの注文のみ受け付ける。引き渡しは同月7日以降の予定だが、緊急事態宣言が延長されればスケジュールが変更される可能性もあるという。問い合わせは電話0172―39―1511へ。
【写真説明】制作が進められている「幻の!100回目記念さくら金魚ねぷた」