千葉禮子
さん

 陸奥新報社が主催する第69回県観桜俳句大会(県、弘前市、県俳句懇話会など後援)の選句結果が26日までにまとまり、千葉禮子さん(80)=青森市=が初の1位(県知事賞、県俳句懇話会会長賞)に輝いた。今回は新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、事前投句(兼題)2句のみによる紙上俳句大会形式で実施し、県内外の208人から寄せられた416句を対象とした。
 大会は当初、弘前文化センターで26日に開催し、兼題2句と当日出題(席題)3句で句の出来栄えや順位を競う予定だった。しかし新型ウイルスの感染拡大を受け、3月19日の事前投句締め切り後に開催形式を変更した。
 兼題はA「当季雑詠」とB「桜」各1句で、東京都や岐阜県、群馬県など県外からも投句があった。選句には、兼題選者と、当初席題の選を予定していた選者ら計36人が当たった。
 千葉さんはA「仮縫ひの両手をあげし蝶の昼」とB「予報士の声弾みたる初桜」双方で高評価を集めた。千葉さんによると、衣服の完成や桜の開花を心待ちにする気持ちなどを詠んだ句で「選者の方から認めていただいたようでうれしい」と驚きつつ「これを励みにこれからも俳句を楽しんでいきたい」と話した。
 2位以下は次の通り。(敬称略)
 ▽2位・県議会議長賞=油川月萌(大鰐町)▽3位・県教育委員会教育長賞=萬年和子(むつ市)▽4位・弘前市長賞=福井千恵子(青森市)▽5位・弘前市議会議長賞=西野結子(弘前市)▽6位・弘前市教育委員会教育長賞=小林五月(十和田市)▽7位・陸奥新報社社長賞=清水りま(東京・世田谷区)▽8位・弘前商工会議所会頭賞=工藤邦子(青森市)▽9位・弘前観光コンベンション協会会長賞=須郷権太(弘前市)▽10位・陸奥新報社賞=秋谷美智子(青森市)▽11位=田端千鼓(八戸市)▽12位=藤田豊子(弘前市)▽13位=三浦静佳(秋田・三種町)▽14位=南美智子(鯵ケ沢町)▽15位=相馬敏光(十和田市)▽16位=小杉郁子(弘前市)▽17位=岡秋葉(横浜市)▽18位=飯田知克(むつ市)▽19位=竹浪克夫(弘前市)▽20位=桜庭恵(同)▽21位=草野力丸(深浦町)▽22位=畑中とほる(むつ市)▽23位=葛西栄子(弘前市)▽24位=くどうひろこ(板柳町)▽25位=蒲田吟竜(深浦町)▽26位=高森ましら(青森市)▽27位=後藤岑生(同)▽兼題A賞=萬年和子▽兼題B賞=油川月萌