お地蔵さまもマスク―。深浦町の春光山円覚寺(海浦暁観住職)敷地内の石段沿いにある「童(わらべ)地蔵」が今月中旬からマスク姿となり、参拝者に新型コロナウイルスの感染予防を呼び掛けている。
 童地蔵は、小さい子どもを亡くした町民が供養のために2003年に寺に寄進したもので、6体あり、いずれも1メートル弱の大きさ。別の町民が季節に応じて、地蔵用の帽子などを寄進しており、今回は6体用にマスクを寄進した。
 参拝者は、マスクを掛けた地蔵に目を細め、「かわいい」と頭をなでるなどして愛らしい様子を楽しんでいた。
 海浦誠観副住職は「自分がコロナにかからない、他の人にもうつさない。童地蔵を見て、そんな心を持っていただきたい」と話した。
 円覚寺は、感染拡大防止のため29日から5月6日まで閉山する。
【写真説明】愛らしいマスク姿を見せるとなった「童地蔵」と海浦副住職