今年8月に予定されていた第20回全国高校ファッションデザイン選手権(ファッション甲子園2020)について、実行委員会(会長・清藤哲夫弘前商工会議所会頭)は24日、中止すると発表した。1次審査会(5月15日、弘前市)と最終審査会(8月23日)を行わず、現在実施しているデザイン画の募集(5月8日締め切り)も停止する。
 新型コロナウイルス感染拡大と、政府が緊急事態宣言の対象地域を全国に拡大したことに伴う高校の休業措置が長引いている状況を踏まえたもので、制作期間の短縮や公平性の確保が困難なこと、最終審査会では出場者や大会関係者の移動に伴う感染リスクを排除できず、1000人超が来場する会場ではクラスター(感染者集団)発生の可能性があることなどが理由。学校関係者や審査員の意見を聞いて決定した。
 清藤会長は「開催時期がまだ先とはいえ、今後も開催できる環境を整えるのは難しい。生徒たちも期待している舞台なので、来年は開催できるよう準備していきたい」と述べた。