新型コロナウイルスの感染拡大を受け、深浦町は21日、津軽国定公園の一部となっている湖沼群・十二湖を24日午後4時から5月11日午前9時まで閉鎖すると発表した。例年ゴールデンウイーク(GW)期間に混雑することなどから、感染拡大防止のための措置。湖周辺の観光関係施設も最長5月末まで休業する。
 十二湖は例年25万人超の観光客が訪れる町内屈指の観光地。町観光課によると、今月1日に十二湖に通じる道路が開通、16日に森開きして以降、県外ナンバーの車両が目立ち、GW期間の混雑も予想されることから、政府の緊急事態宣言発令を踏まえ閉鎖を決めた。一ノ関浩司課長は「(湖周辺に店舗を構える)業者の安全が確保できないし、自主休業の申し入れもあった」と説明した。
 湖に通じる3カ所の林道と町道を封鎖し、状況によっては期間の延長を検討する。
 湖周辺でレストランや宿泊施設などを備えたアオーネ白神十二湖を運営する町の第三セクターしらかみ十二湖は、25日から5月末まで全館休業とした。町の指定管理施設白神十二湖エコ・ミュージアムも29日から5月10日まで休業する。
 十二湖関係以外でも、町内では一部の観光・宿泊施設を除き、最長5月末までの休業が決定。主なところでは、第三セクターふかうら開発は、運営するリゾート施設ウェスパ椿山全施設と町内飲食店2店を29日から5月末まで休業。町中心部の「海の駅ふかうら深浦まるごと市場」を運営する深浦産直友の会は29日から5月10日まで休業とした。
【写真説明】24日から閉鎖される、十二湖に通じる林道のゲート