ねぷたファンから熱烈な支持を集める雑誌「弘前ねぷた速報ガイド」が今年も刊行されることになった。弘前ねぷたまつりの中止を受け、平成時代を振り返る総集編の企画が始動。発行元である路上社の安田俊夫代表は「祭りのない寂しさを紛らわせ、後世に残せる一冊になれば」と意欲を示している。
 同誌は1983年の創刊から毎年刊行されており、弘前ねぷたの“バイブル”として愛好家から好評を得ている。今年は祭りが中止となり発行が危ぶまれたが、安田代表は「祭りがなくなったからこそ総集編を発行するという発想が生まれた」と話す。
 ページ数は例年の約2~3倍の160~200ページとなる見込み。平成時代の話題や流行を振り返る特集などを組みつつ、各参加団体ごとに鏡絵や見送り絵を紹介する。
 このほか、4200点以上に及ぶ全作品を専用ホームページで閲覧できるよう準備を進める方針。発売は7月下旬を予定している。
【写真説明】「装丁も丈夫にし何度でも読み返せるような総集編を作りたい」と語る安田代表