遺品整理と特殊清掃を行う「トータルプロデュースモコ」(本社青森市、花輪隆俊社長)は17日、弘前市のグループホームハールトで、新型コロナウイルス感染予防のための除菌ボランティアを行った。県内ではまだ取り組みの少ない、予防除菌の重要性を知ってもらう狙いがある。
 同社には2月ごろから、「今後もし感染者が出たら施設を除菌してほしい」との依頼が県内外から急増。一方、関東圏などでは感染拡大を防ぐため発生前に行う予防としての除菌が重要視されており、このことを広く知ってほしいと今回ボランティアを決めた。
 社員は、作業服を消毒して施設に入り、「次亜塩素酸ナトリウム」の原液を玄関から浴室、ホール、キッチン、居室に至るまでくまなく噴霧器で吹きかけたほか、オゾン脱臭も行った。
 花輪社長は「一度施設全体を除菌してクリアにすることで安心感が高まる。しっかりとした除菌と手洗いなどの徹底で、感染予防につなげてもらえればと思う」と話した。
 施設側も「やれることはやりつつも、対策をいろいろ考え、どうしようかと行き詰まっていたところのボランティア除菌。大変ありがたく、すごく安心した」と喜んだ。
【写真説明】施設全体をくまなく除菌する社員