西目屋村のブナの里白神公社は17日、一冬かけて熟成させた雪室リンゴ「白神雪ん子りんご」を掘り出した。道の駅津軽白神「物産センターBeechにしめや」で袋詰め(4個)を税込み500円で販売している。
 同公社は2010年に雪室リンゴの販売を開始。湿度が高く気温0~1度となる雪中でリンゴを熟成させることで、酸味がまろやかになり甘みが引き立つとされる。全国的にリピーターがあり、今年は5キロの贈答用が予約で完売した。
 今年は2月12日、「Beechにしめや」の駐車場の一角に雪室を設置。村産の無袋ふじ約1500個に加え、弘前コーヒースクールが同施設内の工場で焙煎(ばいせん)したコーヒー豆(ブレンド豆)2キロを初めて貯蔵した。この他、村産の白神そば(キタワセ)45キロと大豆(おおすず)60キロも仕込んだ。
 17日は同公社の職員らが重機とスコップを使って雪室を解体。職員一同でリンゴを試食したり、コーヒーを試飲したりして出来栄えを確認した。同公社の角田克彦支配人は「今冬は少雪でリンゴの仕上がりを心配したが、しっかりジューシー」、弘前コーヒースクールの成田専蔵代表取締役は「豆本来の香りが引き立った」とそれぞれ太鼓判を押した。
 掘り出したコーヒー豆で入れたコーヒーは、19、26日、5月3日に弘前市樋の口の「北の珈琲工房」で無料で振る舞われる。
【写真説明】掘り出した雪室リンゴを試食して出来栄えを確かめる職員ら