鶴田町の鶴田八幡宮(宮本充宮司)は疫病退散にご利益があるとされる妖怪「アマビエ」が描かれた御朱印と守り札を取り扱っている。妖怪でありながら烏帽子(えぼし)をかぶり、お払いをするユニークな絵柄で、15日には新型コロナウイルスの沈静祈願祭も執り行われた。
 アマビエは江戸時代末期に海から現れたとされる半人半魚の妖怪で、疫病がはやれば、自分の姿を描いた絵を人々に見せよ―と語ったと伝えられる。コロナ禍が世界を覆う中、言い伝えに従ってアマビエのイラストをインターネット交流サイト(SNS)に投稿する人が相次ぐなど、話題となっている。
 御朱印は鶴田八幡宮の御祭神・応神天皇と、同八幡宮が考案した「お払いアマビエ」が描かれており、「邪鬼即滅」の印が押されている。初穂料は300円。守り札も同様のデザインで、初穂料は「お気持ちでお納めください」としている。
 同日恒例の祈年祭の後、特別に執り行われた新型ウイルスの沈静祈願祭では、宮本宮司が終息を願う祝詞を奏上し、悪い物から守る―との思いを込めた神事を行った。出席した相川正光町長や氏子らに守り札が渡された。
 宮本宮司は「一日も早く終息してほしい。入院患者の早い回復と、医療関係者がウイルスにかかることなく、無事に勤め上げられるのを願う」と力を込めた。
【写真説明】鶴田八幡宮の御朱印。応神天皇の御神影と「お払いアマビエ」が描かれている

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