弘前市のリンゴミュージック(樋川新一代表)に所属する3人組アイドル「ライスボール」の新曲「ハローグッバイ」のミュージックビデオ(MV)が、動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開されている。「初めての別れ」がテーマで、今年3月に閉校した黒石市の牡丹平小学校で撮影。最後の卒業式が行われた時の装飾などを映像に生かしており、ライスボールの3人は「学校の姿を映像に残せてとてもうれしい」などと話した。
 ライスボールは2015年に結成。現在は太陽(ひかり)さん、美土里(みどり)さん、水愛(あくあ)さんで構成されている。
 同曲はライスボール4曲目のオリジナルソングで作詞、作曲はAKB48や嵐といった国民的アイドルグループの楽曲を手掛けた多田慎也さんが担当。切なさと爽やかさを兼ね備えたポップソングに仕上がり、多田さんは「『サヨナラに出会う』という意味が込められた楽曲に合わせタイトルを決めた。ライスボールのボーカルの真っすぐさや透明感が際立っている」と語る。
 MVは、同ミュージック所属のりんご娘(RINGOMUSUME)などのMVを手掛けた弘前市の“生ゆるキャラ”りんご飴マンさんがプロデュース。りんご娘と多田さんが昨秋、特別授業の講師として同校に訪れており、りんご飴マンさんは「楽曲のテーマを、メッセージ性を強めて地域の人に届けたいと考えた結果、閉校や廃校といった地域が抱えるやむを得ない“別れ”にも目を背けずに感謝の気持ちを伝える映像を作ろう」と、142年の歴史を持つ同校をMVの舞台にした。
 MVは、3月19日に行われた卒業式の翌々日、体育館などで撮られた。太陽さんは「私たちのMVは、牡丹平小学校のおかげでできた。この素晴らしい学校を楽曲とともにたくさんの人に見てもらいたい」とPRした。
 同曲は25日から「iTunes store」などでデジタル販売される予定。水愛さんは「テーマは別れだけど、前向きな気持ちにさせてくれる。3人の持ち味を生かせた曲」と魅力を語り、美土里さんは「ライスボールが成長するきっかけ、まだ私たちを知らない人に知ってもらうきっかけになれば」と期待を込めた。
 同曲の価格は250円。詳細はライスボールの公式ホームページで確認できる。
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