青森市の県立美術館で、同館を代表する作品の一つ「あおもり犬」の清掃作業が13日、行われた。作業員に汚れを落としてもらったあおもり犬は真っ白な姿を取り戻し、来館者の訪れを待っている。
 あおもり犬は弘前市出身の美術家奈良美智さんの作品で、高さ8・5メートル、横幅6・7メートル、奥行き9メートル。2006年7月の開館当初から展示されており、見る角度や季節、時間、天候によってさまざまな表情を見せる。
 1年の間に雨や雪で汚れるため、例年雪解けを待って清掃作業を実施。今年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、同館は休館中だが、清掃作業は例年通り行った。
 作業員6人が足場を組んでスポンジで丁寧に汚れをぬぐい、高圧洗浄機も使ってきれいにした。担当学芸員の高橋しげみさんは「当館が再開した際には、きれいさっぱりとしたあおもり犬を見ていただきたい」と話した。
 同館は5月6日まで休館。4月14日に予定していたあおもり犬連絡通路の開通も延期となっている。
【写真説明】作業員に丁寧に汚れを落としてもらった「あおもり犬」