弘前大学(福田眞作学長)は13日、3月に卒業した研修医の新型コロナウイルス感染に関する最終調査結果を発表した。感染が確認された20代男性=弘大医学部卒、大館市立総合病院研修医=の濃厚接触者について、すでに陽性が確認されている1人を除く27人に何らかの症状等は確認されていないとした。
 弘大の調査によると、20代男性研修医が参加した3月23日の弘前市内での会食には、ほかに28人が出席。全員同級生で、4月から県内外の医療機関で初期臨床研修を行う予定だった。
 このうち県内の15人については、8日までに全員がPCR検査を実施。3日に陽性が確認された八戸市の青森労災病院の20代男性研修医を除く14人が陰性だった。県外の13人については、10日までにPCR検査を実施した7人は陰性で、残る6人はPCR検査を実施せず経過観察のため自宅待機し、いずれも症状等は確認されていないという。
 廣田和美・弘大医学研究科長は「調査で感染の拡大が見られなかったことは確認できたが、新型コロナウイルス感染についての状況は日々厳しくなってきていると感じている。さらに気を引き締め、感染防止に努めたい」とした。