弘前市の弘果・弘前中央青果と板柳町の津軽りんご市場は、21日に予定していた2019年産りんご止め市のセレモニーを中止する。当日は競売のみ行う。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため。
 例年は両市場とも買参人や生産者、関係者合わせて1000人近くが来場。密集、密接の環境を防ぐため、来場は買参人に限るよう呼び掛ける。競売参加者の入場についてもマスクの着用や消毒を徹底する。
 弘果の葛西静男専務取締役は「止め市のセレモニーは年1回、生産者や買参人の方々にお礼を言う場でもあるのだが、万一のことがあれば大変。今回は生産者の方々には市場に来ることを極力控えていただきたい」、津軽りんご市場の石戸谷繁取締役副社長は「19年産は非常においしく、生産者の努力が実って最高の価格で取引された。セレモニーは中止になったが、別の形で感謝を伝えていきたい」とそれぞれ述べた。