県立保健大学(上泉和子理事長・学長)は9日、2019年度卒業生の就職状況(3月31日現在)を発表した。3月末時点の就職率は開学以来初めて100%(前年度比1・4ポイント増)を達成した。
 19年度の卒業生は237人で、進学者ら11人を除く226人が就職を希望し、全員が就職した。就職率は例年高い水準を保っており、18年度は98・6%(19年3月末時点)だった。
 県内就職者は前年度比3人減の75人で、県内就職率は33・2%。このうち県内出身者は72人、県外出身者3人だった。学科別の県内就職率は看護学科30・2%(前年度比2・8ポイント減)、理学療法学科28・1%(同8・9ポイント減)、社会福祉学科51・0%(同2・6ポイント増)、栄養学科12・5%(同10・1ポイント増)。
 就職率100%を達成したことについて上泉理事長は「専門職の国家試験を有する大学なので、例年就職率は高い。今回は国家試験がうまくいかなかった学生も何らかの形で就職できたため」と説明した。
 国家試験の合格率は保健師、助産師、理学療法士の3試験で100%を達成するなど計7試験全てで全国平均を上回る好成績だった。