新型コロナウイルス感染者を診察した医療機関を運営する「つがる西北五広域連合」(五所川原市など6市町で構成)は1日、この患者の電子カルテ画像が外部に流出したと明らかにし、謝罪した。業務外でデータを扱った悪質な行為とみて、流出させた人物の特定を急いでおり、調査の状況次第では刑事告訴も排除しない強い姿勢で臨む。
 データ管理のシステム上、外部からの不正アクセスの可能性はないという。
 事態を受け、同連合は1日、つがる総合病院(五所川原市)で緊急会見を開いた。高杉滝夫病院事業管理者と中谷委弘病院運営局長が「患者、家族、圏域住民にご迷惑とご心配をお掛けした。心よりおわびする」と頭を下げ、閲覧履歴のチェック態勢強化などで再発防止を図るとした。
 流出画像には、プライバシー保護の観点から県が公表していない帰省先自治体名が記されていた。業務外の閲覧は罰則規定があり、地方公務員法にも抵触する行為。高杉管理者は「医療に携わる者として、そうした職員がいるのは非常に残念。責任は私にもある」と厳しい表情を見せた。

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