五所川原市の公共交通網が1日、改編された。金木、市浦両地区と市内中心部を結んでいた行政連絡バス(無償住民輸送コミュニティバス)を廃止し、路線が重複している弘南バスと機能統合。65歳以上の両地区住民であれば、利用者補助事業を活用することで無料で乗れるものとし、コストパフォーマンスと利便性維持の両立を図る。また、市東部の5地区では、昨年度末で廃止となった既存バスの路線をカバーする形で、予約型乗合タクシーの運行を始める。
 バスの利用者補助事業は金木地区を経由する小泊線の現行ダイヤ12便のうち6便(往復3便)が対象。平日のみ。市浦・上脇元―五所川原駅前間だと片道運賃1510円、金木・川倉―五所川原駅前間だと同700円のところ、65歳以上の人と免許返納者は無料、それ以外も同200円となる。
 利用時は、各総合支所窓口で所定の申請手続きを行い、降車時に交付された登録証を乗務員に示し、利用券を料金箱に投じる。
 予約型乗合タクシーは(1)飯詰・金山地区(2)長橋地区(3)梅沢・七和地区―でそれぞれ週2回、1日4便(往復2便)、片道300円。利用者の自宅前から中心部に向かう路線バスとの接続地点までの間を運行する。市タクシー協会の2事業者が担当する。
 運行経費の一部は市が補填(ほてん)するものの、両事業とも再編前の既存交通に対する支出と比べ出費は減る見通し1日は弘南バスを利用する市民が早速制度を活用し、通院先などに向かった。予約制タクシーは2日以降、電話予約に応じ運行する。
【写真説明】五所川原市では南北を結ぶ行政連絡バスの廃止に伴い、金木地区を経由する弘南バス小泊線の利用者に対する補助が始まった

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