五所川原保健所管内で30日に新型コロナウイルス感染者1人が確認されたことを受け、五所川原市の佐々木孝昌市長が31日、記者会見を開き、4月14日までの2週間、市内公共施設を集会等で使うことを禁止して感染拡大の防止策を強化する考えを示した。管内の他の1市4町の多くも対策本部会議を開き、公共施設の使用を14日まで禁止することなどを決め、足並みをそろえた。接客業の市民らからは今後の影響を不安視する声が聞かれた。
 佐々木市長は会見で30日午後8時40分に県から電話で最終報告を受けたと説明。31日に管内で同市のみが会見したことについては「保健所が五所川原市にあるので中心市としての立場で会見した」と述べた。
 感染者が住む自治体については明かさず、感染した男子学生が帰郷してから自宅待機していたこと、父親が保健所と綿密に連絡を取り指示を仰いだことを踏まえ「クラスター感染しないように取った父親の行動を鑑みると、自治体名を公表する意味はない。管内で起きたこととして対策を取れば感染拡大は防げる」との見解を示した。「今後同様の事例があった場合も自治体名は公表しない」とも述べた。
【写真説明】五所川原保健所管内で感染者が発生したことを説明する五所川原市の佐々木市長=31日午前10時ごろ、五所川原市役所

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