桜ミクで街を明るく―。弘前さくらまつり公式応援キャラクターの桜ミクに絡めた企画が昨年に引き続き、市内を中心に展開される。新型コロナウイルス感染拡大防止のため祭りは中止になり、予定していたコラボレーション事業も縮小されるが、可能な範囲で行うことになった。ウイルス禍で不安感が覆う中、来年の祭りの盛り上げにつなげようと、関係者は「桜ミクが“女神”になれば」と期待を込める。
 桜ミクは国内外で人気のバーチャルシンガー「初音ミク」から、春をモチーフに派生したキャラクター。公式応援キャラクターとなった昨年は桜ミクを目当てに弘前を訪れるファンも多く、さくらまつり歴代最多に迫る観光客の入り込みにも大きく貢献した。
 昨年はスタンプラリー、JR弘前駅や中心市街地での装飾などを行ったが、今年は祭り中止を受けて取りやめ。市民参加型のアート企画などを新たに計画していたが、それも中止する。
 一方でオリジナルグッズの販売はオンラインに対応し、市観光館で開催予定だった公募イラスト展もウェブ上で開くなど、感染を回避して弘前を訪問しないファンに配慮しながら実施。ウイルス感染予防を呼び掛けるコラボポスターの掲出も新たに行う。
 このほか、さくらまつり100周年の2018年に発表された、ご当地アイドルグループ・りんご娘(RINGOMUSUME)の楽曲「101回目の桜」を、初音ミクバージョンで制作。応援ソングとして今年の桜の映像を交えた動画を配信する予定だ。
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