新型コロナウイルスの世界的な感染拡大を受けて中止となった弘前さくらまつり。主催団体は弘前公園を閉鎖する措置を取らず、園内での宴会や飲食を原則禁止して花見客を受け入れるとした。例年、国内外から200万人以上が来場することから、中止しても大勢の花見客が詰め掛けることが予想されるが、具体的な感染防止策については「検討中」にとどまった。市民からは「人が集まって感染が広がっては元も子もない」と十分な対策を求める声が聞かれる。
 検討策として、主催4団体による協議では、園内にスタッフを配置して来園者の検温、手洗いや消毒の励行などが挙げられた。加えて、市ではトイレや手洗い場に消毒液を配置するほか、手洗い場の増設、人気の撮影スポットなどに来園客が密集しないよう警備員を配置することなどを検討。警備員は例年、会期中に配置しているが、今年はコロナ対策に伴い増員も視野に入れ、市や関係団体の職員による園内巡回も考えているという。
【写真説明】例年、国内外から多くの観光客が訪れる弘前さくらまつり。中止の場合でも大勢の花見客が見込まれるため、新型コロナウイルスの感染拡大に十全な防止策が求められる(写真は2019年)

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。