鶴田町のリネン作家岡詩子さん(32)は、新型コロナウイルスの感染防止対策で臨時休校となった小中学校の児童生徒たちが物作りを楽しむ機会になればと、作品制作の過程で出たリネンの端切れを無料提供している。小学生の時に始めた裁縫が、今の仕事のルーツになっている岡さんは「家にいる時間が増えた今だからこそ、いろいろなことに挑戦できる。その一つに裁縫があると思うので、興味のある子はやってみて」と呼び掛けた。
 端切れの無料提供を思い付いたのは今月2日ごろ。さまざま思案した結果、「何かに使おう」と3年前からためていた、色も形も異なる大量の端切れを提供することとし、4日からSNS(インターネット交流サイト)で希望者を募った。9日時点で本県のほか東京都、神奈川県、茨城県から約20件の応募が寄せられている。
 応募対象は小中学生のみ。端切れは1辺15センチ以上で、色やサイズ、形状、枚数などは選べない。メール(okautako@gmail.com)、フェイスブックのメッセージ、インスタグラムのダイレクトメッセージで応募を受け付けている。希望者は(1)タイトルかメッセージの始めに「子どもリネンハギレ応募」(2)郵送先(郵便番号必須)(3)氏名―を明記し、送信する。
 14日締め切りだが、在庫状況によって延期もある。今後の情報や詳細はフェイスブックなどで確認できる。
【写真説明】リネンの端切れを手に応募を呼び掛ける岡さん。「リネンは糸の太さ、色合いが異なり、その不均一さがいい。絵画みたい。吸水性、速乾性などもあり、デメリットがない」と語る

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