西目屋村は2020年度、鳥獣害対策で駆除した野生動物を使い、ジビエ料理や革製品といった新たな観光資源を創出する「白神源流・マタギ文化継承プロジェクト」に着手する。地域振興に加え、野生動物を生活の糧にしていたマタギの文化を後世に伝えることも目的。駆除した野生動物を食肉に加工する施設整備に向けて準備を進めており、関和典村長は「鳥獣害対策の新たな一例となれば」と意欲を示す。
 村に加工施設を置くことで村内で捕獲したクマをいち早く食肉に加工できるため、より高品質なジビエの製造が見込めるという。施設は今年6月に着工、11月の完成・運用開始を目指す。加工した食肉の活用方法や販売先は検討中。
 このほか、クマの革製品やクマ肉を使ったレトルト食品の開発に既に着手。現在は財布やペンケースといった試作品が出来上がっており、今後改良を重ねて商品化し、村内の道の駅などで販売する計画だ。
【写真説明】試作したクマの革製品を手にする関村長(右)と村産業課の工藤吉倫産業係長

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