東京五輪カヌースラローム競技のイタリア代表が事前合宿で6、7月に西目屋村を訪れるのを前に、村にゆかりある伝統のこぎん刺しでイタリア国旗を制作する作業が15日、村中央公民館で始まった。選手らと地域の交流を図る「ホストタウン」に関連する事業の一つで、企画した村教委は、国旗作りを通して応援ムードを高め、交流促進を図る狙いだ。
 制作は、昨年11月ごろ、元村地域おこし協力隊の木立恭子さん(49)が村教委に提案したのがきっかけで実現。村教委は昨年12月に参加者を募り、初心者や愛好家29人が集まった。
 国旗は縦54センチ、横90センチの大きさを予定しており、こぎんの模様を刺した約15センチ四方の麻布を45枚組み合わせることで完成する。布に刺す木綿の糸はイタリアの国旗に合わせ緑、白、赤の3色とし、模様は同村発祥とされる西こぎんの背の部分に魔よけとして使われている「馬のくつわ」、勝ち虫と呼ばれるトンボを題材にした「だんぶりこ」など15種類。
 参加者は14日、村中央公民館で開かれた説明会に出席し、講師で弘前市のこぎん刺し作家佐藤陽子さんから刺し方などの説明を受け、15日から制作を開始した。
 国旗は、村内の施設で展示するものも含め2枚作る予定。こぎん制作は2月28日まで行い、1月16、28日の両日は佐藤さんが公民館を訪れ、参加者に指導する。
【写真説明】村教委が制作したこぎん刺しのイタリア国旗のイメージ図。異なる模様を見やすくするために色付けしている=写真上、説明会で佐藤さん(右)から刺し方などを教わる参加者たち=写真下

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。