弘前市のゲーム開発会社「エイコードバンク」が、弘前藩祖・津軽為信を題材にしたスマートフォンアプリ「津軽為信統一記」をリリースした。同社では地域人材を生かしたソフト開発に取り組んでおり、今作は制作拠点を同市に設けてから初めての製品。地元の英傑を冠したタイトルで、本県発のコンテンツビジネスに可能性を示そうとしている。
 同社は幼少期からのゲーム仲間である齋藤雅昭さん(43)と三浦斎さん(43)が2013年に設立。在京の齋藤さんがプロデュースと営業、三浦さんがプログラムを担当する制作チームとして、これまでにゲームアプリ2製品を発表した。昨年6月に法人化、同8月には弘前市大町のオフィスでスタッフ6人を迎え、制作体制を整えた。
 同作のシステムはカードゲームに着想を得たもので、兵や武将、策略など52種の札を駆使して南部氏側との合戦を展開する。領地を勝ち取るにつれて軍資金が増え、手持ちの札を強化していく。為信をはじめ数々の武将が登場するが、イラストはタカなどの動物を模して親しみやすくデフォルメされているのも特徴。三浦さんは「ゲームシステムは面白さに自信がある。地元の歴史に興味を持ってもらう入り口として、地域学習の手助けにもなれば」と話す。
 津軽為信統一記の価格は900円。Android版は配信中、iOS版は来年1月を予定している。
【写真説明】津軽為信統一記のゲーム画面。南部信直の視点で領地奪還を目指す裏シナリオも

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