カンボジアで低所得者を支援するため、さまざまな事業に取り組んでいる同国出身のテープ・ヴィチェットさん(40)と弟のソトンさん(30)が15日、弘前市相馬地区の「相馬エビ等養殖施設」を訪れ、内陸部でエビを養殖するノウハウを学んだ。現地では、高級食材として取引されるオニテナガエビなどの養殖研究が盛んに行われており、“相馬の技術”が所得向上の鍵となることが期待される。
 2人はエビなどの養殖をはじめ畜産や農業など、現地人の所得向上に向けてさまざまな取り組みを行っている。
 今回の来弘は、同施設を運営する弘前市の山崎隆穂さん(72)の知人らの紹介で実現した。同施設の海外からの視察は初めてという。
 山崎さんの下で養殖を学んでいる十和田市の山﨑充さん(48)が指導に当たり、初めは養殖場内を巡回し、近くの温泉を利用してオニテナガエビなどを養殖している様子を見学。続いてエビをふ化させる手順や、稚エビを育てるための餌の配合などについて詳しく説明が行われ、ヴィチェットさんらは熱心に聞き入っていた。
【写真説明】エビの養殖場を見学するヴィチェットさん(左から3人目)とソトンさん(同4人目)

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