弘前大学の学生が地元産リンゴを活用して開発した「りんご豚丼」が、弘前市内の飲食店で提供されることになった。シロップ漬けの冷凍リンゴの味わいを生かした甘い新感覚の丼物で、6日、提供店舗を経営するオフィスKAZU=弘前市=の渋谷和生代表取締役と弘大によるレシピ引き継ぎ式が行われ、関係者が「リンゴの産地弘前のご当地グルメに成長してほしい」と期待を込めた。
 6日に弘大で行われた引き継ぎ式では、渋谷代表取締役が「まるまるリンゴを入れた甘い丼物はなかなかない」と述べ、提供に向けて改良する予定で、「学生や地域の方、観光客に食べてもらい、りんご豚丼を広めていきたい」と意気込んだ。
 開発した農学生命科学部4年川村ちこさん(22)は「甘いリンゴでご飯が食べられる新しい食べ方を提案した。開発した商品が、まさか地域で提供されることになるとは」と喜び、同4年角田瑞季さん(21)は「将来商品開発に携わりたいと思い、事業に参加した。地域で愛される定番メニューになってほしい」と願いを込めた。
 弘大の石川隆洋理事は「弘前の名物丼として地域活性化の一助になることを期待したい」と話した。
 りんご豚丼は16日から弘前市富田3丁目の「居酒屋 千」で、また来年1月からは同市富田2丁目の居酒屋「津軽三味線ライブ あいや」で提供開始となる予定。
【写真説明】りんご豚丼をPRする(左から)川村さん、渋谷代表取締役、角田さん

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