「鉄道の日」の14日、弘前市の弘南鉄道大鰐線津軽大沢駅の車両倉庫で「弘南鉄道大鰐線鉄道まつり2019」が開かれる。鉄道の日に大鰐線関連イベントを開催するのは初めて。ラッセル車の車内を見学できるツアーや車両展示、鉄道落語などの催しがあり、主催者は、イベントを通じて市民の同線への関心を高めたいとしている。入場無料。
 同市と大鰐町の有志による団体「弘南鉄道大鰐線アソビプロジェクト実行委員会」と弘南鉄道(平川市)が主催。会場では桜ミクラッピング電車や東急6000系車両、ラッセル車の展示や、鉄道落語で知られる古今亭駒治さんによる高座、歌手の高瀬まみさんによるミニライブ、朗読劇、沿線のグルメを集めた出店など多彩な催しを予定している。
 会場や周辺には駐車場がないため電車での来場を呼び掛けており、大鰐線・弘南線共通で乗り降りが自由にできる「大黒様きっぷ」(大人1000円、小人500円)の利用を勧めている。土日祝日は親子連れの利用者を対象に、小学生までが無料にもなる。当日は電車内にキャラクターが乗り込んでくる仕掛けもある。
 イベントについて大川誠実行委員長は「まず地元の人が大鰐線に乗って関心を持ってもらうことが重要」とし、弘前れんが倉庫美術館の来春開館も踏まえ「周辺観光の面でも大事にしたい」と路線活性化の重要性を強調した。
 イベントは午前11時から午後6時まで。当日の運営を手伝うボランティアスタッフも募集している。詳しくは実行委員会事務局(電話0172―40―4085)へ。
【写真説明】ポスターを手にイベントをPRする大川実行委員長(左)と事務局の水戸光宣さん