青森市浪岡地区の国史跡「高屋敷館遺跡」の一般公開が21日からスタートする。同遺跡は全国でも珍しい平安時代後期の環壕(かんごう)集落遺跡。国道7号バイパスの事前調査で存在が判明し、約18年間の整備事業を経て公開の運びとなった。20日には記念式典と内覧会が行われ、関係者らが公開を祝った。
 同遺跡は遺跡中心部の空壕(からぼり。幅6~8メートル、深さ最大約4メートル)と、壕の外側に積み上げられた土塁に囲まれた集落(南北約110メートル、東西約80メートル)が特徴。竪穴住居跡や、金属加工・製作が行われたとされる工房跡のほか、土器や金属製品などが多数出土した。指定面積は約3万平方メートル。
 一般公開に当たり、橋と柵列、門を復元。当時と同じと思われるヒバを使用した。また竪穴建物跡・工房跡など12棟を平面図で表示した。
【写真説明】21日から一般公開される高屋敷館遺跡

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。