津軽の伝統工芸「こぎん刺し」の普及や伝承に尽力した前田セツさん(1919~95年)が生前、弘前市岩木地区に開いていた「こぎんの家」が、限定公開されている。前田さんが亡くなってから20年余り一般公開されていなかったが、企画者で岩木地区地域おこし協力隊の佐々木直美さん(51)=弘前市出身=の「多くのこぎん愛好家に紹介したい」という思いから公開が実現。県内外から愛好家らが訪れており、佐々木さんは「多くの人が公開を待望していた。それに応えることができうれしい」と話した。
 こぎんの家は、前田さんがこぎん刺しの制作と展示を目的に84年に開館。前田さんが亡くなるまでの間、国内外の手芸ファンが訪れ、前田さんと言葉を交わしながら貴重なコレクションの数々を鑑賞していた。
 限定公開は9月22日(午前10時~午後3時)が最後となる。入館料は500円。問い合わせは佐々木さん(弘前市岩木総合支所総務課、電話0172―82―1621)へ。
【写真説明】県内外のこぎん愛好家が訪れているこぎんの家

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