リンゴの生育が早い弘前市内の園地で、早生(わせ)種を代表する品種「つがる」の収穫が始まっている。31日は午前中に晴れ間が広がり、実の色づき具合を確認しながら収穫する生産者の姿が見られた。
 つがるは熟期にばらつきがあるため、一般的に着色具合を見ながら2~3回に分けて収穫される。県は収穫始めの目安を「黒石中心で9月7日ごろから」と示しているが、弘前市内では8月末から生育状況を見極めながら収穫を始める生産者もいる。
 31日、同市下湯口の石岡静江さん(81)の園地では午前7時半から今年1回目の収穫をスタート。作業員は玉回しを交えつつ、赤く色づいた実を手際よくすぐりもぎしていった。
 作業に当たっていた木村清彦さん(60)はつがるの出来について「干ばつが続いたのでやや小玉傾向だが、その分糖度が高く、しっかり味が乗っている」と話した。
 つがるの収穫は9月中旬まで続く見通し。
【写真説明】一部園地では赤く色づいた「つがる」の収穫作業が進められた=31日午前9時30分ごろ、弘前市下湯口