こだわりの県産食材料理と地酒をそろえた居酒屋「笑酒屋(えざかや) どやぐんち」が東京・早稲田にオープンした。都電荒川線早稲田駅の目の前、赤い金魚ねぷたが目印の青森居酒屋は、開店から半月で早くも地元住民らの常連客でにぎわっている。
 店主の菅野昌宏さん(35)は鶴田町出身。五所川原工業高校から大学進学で上京。卒業後、都内でシステムエンジニアとして働いていたが、取引先の居酒屋の魅力にはまってあっさり脱サラ。人気繁盛店などで約8年修業を重ね今月1日、満を持して開業した。
 店名は「けやぐは友人、どやぐは友人のさらに上の親友。“親友の家”で笑って青森のうまい料理と酒を楽しもう」という思いを込めて名付けた。「四大名物」料理の「親方のブランド〆鯖、俺のイカ一夜干し、白煮込串、蒸しホタテ」やしじみラーメンなど、厳選された県産食材を使ったメニューが並ぶ。
 店の看板は津軽びいどろ製で、文字は伊奈かっぺいさんによるもの。店内には、厨房前にぶら下がったヒノキ札のメニュー、津軽金山焼の器、リンゴ箱の荷物入れなど、あちこちに“青森色”が見られる。埼玉県生まれの妻の由美さん(39)は「(昌宏さんの)青森愛は半端ない」と笑う。
 カウンター、テーブル合わせて16席。営業時間は午後5時~午前0時。火曜日定休(8月いっぱいは不定休)。問い合わせは同店(電話03―6233―7980)へ。
【写真説明】看板娘の長女由衣ちゃん(中央)と菅野夫妻(写真上)、「どやぐんち」外観。目隠しには鶴田町の作家によるあおもり藍をアレンジして使用している(写真下)

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。