今夏の少雨で津軽ダム(西目屋村)の水位が下がり、普段は貯水池(津軽白神湖)の水面下にある元集落の跡地が姿を現したことを受け、同ダムを管理する岩木川ダム統合管理事務所は20日、元集落の住民に跡地を訪ねてもらう「感謝の集い」を開いた。ダム建設事業で水没した砂小瀬、川原平の両集落の元住民5人が参加し、久方ぶりに郷里の地を踏んで当時の生活を懐かしんだ。
 同事務所は2016年の津軽ダム竣工(しゅんこう)以来、ダムの見学会やパネル展などを通じて、ダム建設のために転居した住民たちの協力に感謝を示してきた。今年は8月上旬から、少雨の影響で集落跡地の大部分が水上に現れたため、元住民に現地を訪ねてもらうとともに感謝を伝える機会と捉え、初めて「集い」を企画した。
 20日は砂子瀬集落から3人、川原平集落から2人の元住人が参加。バスに乗って水の引いた旧村道などから両集落の跡地に入り、現地に降り立つと地図を手に往事の風景を回想したり、写真を撮ったりして懐かしんだ。
【写真説明】津軽ダムの水位低下に伴いダム湖から姿を現した故郷の集落跡地を訪れ、昔を懐かしむ元住民ら

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