夢舞台でボールの行方を目で追い、歓声を上げ、喜び合った。初戦から下山昂大選手を見守った両親と祖母にとって、長くて短い夏が終わった。選手は支えてくれた人への感謝を、3年間の努力を見守ってきた家族はねぎらいの言葉を、涙ながらに口にした。
 弘前市出身の下山選手。父親の卓哉さん(51)は、妻の幸子さん(49)、祖母の勝子さん(71)と共に5日夜に大阪入り。6日の初戦から一度も弘前には戻らず、次男の姿を見守ってきた。
 初戦から多くの取材陣に囲まれるなど、注目の的となった勝子さん。試合後は「本当によく頑張った。甲子園に連れてきてもらい、智弁(学園)戦で勝ち越しヒットを打った際のボールも渡してくれた。いい宝物ができた」と声を詰まらせた。
【写真説明】6回裏、下山選手が同点となる押し出し四球を選び、喜ぶ卓哉さん(左)と勝子さん(下)

※詳しくは本紙紙面をご覧ください。