12日午前、弘前市住吉町の松尾神社と同市取上3丁目の貴船神社で、境内の草や木を焼く火災が相次いで発生した。建物被害はなかったが、いずれも火の気のない場所だったため、弘前署は不審火の可能性も含め、調べを進めている。
 弘前地区消防事務組合消防本部などによると、松尾神社の火災は、12日午前11時すぎに付近住民が「下草が燃えている」と119番した。境内の下草約50平方メートルと、立ち木十数本が焼けた。
 貴船神社の火災は同11時50分ごろ、消防団員が「下草が3メートル×3メートルぐらい燃えている」と119番。境内の立ち木1本と、付近のり面の下草約9平方メートルが焼けた。
 さらに、翌13日には午前7時40分ごろから午後7時ごろにかけて同市内を中心に同事務組合管内で計6件(午後8時現在)の119番や火災報知器の鳴動があり、消防が出動。このうち同市南城西、樋の口、駒越の3カ所では草が焼けた。弘前署はこれらについても不審火の可能性を含めて調べている。
【写真説明】弘前市住吉町の松尾神社の火災現場=12日午前11時35分ごろ(写真上)、同市取上3丁目の貴船神社の火災現場=同日午後0時5分ごろ(写真下)