中泊町中里地区で11日に行われた第15回なかどまりまつりで青森市のねぶた師竹浪比呂央さんが昨年同町をテーマに制作して青森ねぶた祭でねぶた大賞と最優秀制作者賞に輝いた大型ねぶた「岩木川 龍王と武田定清」(青森菱友会)の一部分が運行された町民らは地元の歴史を扱った作品の“凱旋(がいせん)”に拍手を送った。
 竹浪さんは毎年、青森菱友会の作品で県内各市町村の伝説や歴史をテーマに制作「岩木川 龍王と武田定清」は同町武田地区が舞台で江戸時代に岩木川流域の治水開拓に尽力した弘前藩士の武田源左衛門定清と、清流の力を与えようとする龍王の姿を表現した。
 このねぶたを通し、竹浪さんは昨年から中里高校で小型ねぶたやメバルねぶたの制作を指導しているほか、昨年の青森ねぶた祭では同校生徒や町民らが運行に参加。なかどまりまつりのねぶた運行に青森菱友会の囃子(はやし)方が参加するなど交流が生まれている。
 9日に展示されていた同市のねぶたの家ワ・ラッセから運び出され、見送りの龍王の遣い(童子)と龍の部分を組み合わせた「童子と龍」として運行。明かりがともされると歓声が上がり、運行中、沿道からは「かっこいい」などと盛大な拍手が送られた。
【写真説明】なかどまりまつりで運行された「童子と龍」。多くの町民が運行に参加し、沿道からは大きな拍手が送られた

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