現在の県南地方を中心に中世、北東北に勢力を広げていた南部氏ゆかりの本県と岩手県の七つの城をめぐり、関係7自治体の教育委員会が連携、参画する「南部『御城印(ごじょういん)』プロジェクト」として13日、「御城印」が一斉に販売開始となる。10日、関係者が八戸市内で発表した。津軽地方では、南部氏の一族で、後に弘前藩主となった津軽家の祖・大浦光信公の居城跡「種里城址」(鯵ケ沢町)がある光信公の館で販売する。
 御城印は、現在も残る城館(城郭、城跡)を訪れた記念証として各地で販売しており、本県では弘前城(弘前市)と浪岡城(青森市)で取り扱っている。
 津軽地方で唯一となる種里城の御城印は、はがきより一回り大きい縦16センチ、横10・8センチのサイズ。弘前市の書家高山松堂氏(1869~1959年)が種里八幡宮(鯵ケ沢町)社標に揮毫(きごう)した「種里城」、津軽家第14代当主津軽義孝氏(1907~94)による「津軽藩発祥の地」の文字に、光信公の家紋と推定される「蔓花菱(つるはなびし)」、津軽家の家紋「杏葉牡丹(ぎょうようぼたん)」を組み合わせた。このほか、年内限定で金箔(きんぱく)の「発行記念」の文字が入っている。販売は開館日のみとなる。
 御城印は種里城のほか、根城(八戸市)、聖寿寺館(南部町)、三戸城(三戸町)、九戸城(岩手県二戸市)、久慈城(同久慈市)、鍋倉城(同遠野市)でそれぞれ販売する。価格は各300円(税込み)。
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