弘前ねぷたまつりの参加団体「本町ねぷた愛好会」(弘前市、山本清寛代表)は今年、ねぷた本体の新しい骨組み制作に必要な資金を、クラウドファンディング(インターネットで資金提供者を募る仕組み)で募集している。少子高齢化や人口減少の進展を見据え、将来も安定的に資金を確保するための方策として初めて試みた。山本代表は「弘前から遠く離れた人にも資金面でねぷたに関わってもらい、興味を持つきっかけにしてほしい」と協力を呼び掛けている。
 同会は今年、31年目の出陣を迎える。毎年、修理や補強を繰り返しながら10年ほど使用してきた木製の骨組みの老朽化が著しいことから、新たに鉄骨製を制作することにした。
 新たに骨組みを作るには、例年以上の資金が必要になり、山本代表が資金集めの方法を探っていたところ、クラウドファンディングを知った。資金集めに加え、県外の人がねぷたに興味を持ってもらうことにもつながると考えて採用を決定した。
 今回の取り組みは、本町に支店があるみちのく銀行が支援。日本最大のクラウドファンディングサービスとして知られる「Readyfor」(レディーフォー)を活用した。寄付は1口5000円~10万円。金額に応じ、祭りで実際に使われた同会のねぷた絵、ねぷたの写真、同会の今年の運行などに参加できる権利といった返礼品を支援者に提供する。
 寄付の希望者はレディーフォーのページ(https://readyfor.jp/projects/23382)から寄付できる。問い合わせは山本代表(旭松堂内、電話0172―32―4023)へ。
【写真説明】返礼品を手に、協力を呼び掛ける山本代表

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