弘前市の久渡寺が所蔵する、絵師円山応挙(1733~95年)の幽霊画「返魂香之図」を鑑賞した後、人気落語家・三遊亭兼好さんによる落語「応挙の幽霊」を楽しむツアーが20日午後1時45分から、同寺で開かれる。応挙の真筆とされる幽霊画は世界で2点と言われており、美術、落語ファンのほか、地元住民にも貴重な機会となる。同寺の須藤光昭住職(45)は「応挙の作品などを通して、弘前の皆さんが地元を誇りに感じてくれれば」と期待を寄せた。
 ツアーは60人まで(うちバス利用は40人)。正午~午後1時の開帳は市民らも鑑賞できるが、ツアー中は参加者以外鑑賞不可。バス利用者は午後1時までに弘前駅城東口に集合する。料金は3000円(バスを利用しない場合2000円)。申し込みや詳細はたびすけ(電話0172―55―0268)へ。申し込み締め切りは13日。
 「返魂香之図」は経年による傷みが目立ってきたためツアー終了後、修復に出す予定で、寺では「おさい銭」という形で修復費を募る。須藤住職は「ツアー以外でも協力者がいたら連絡を」と呼び掛けている。修復などについての問い合わせは須藤住職(電話0172―88―1555)へ。
【写真説明】「応挙の『幽霊画』を観ながら落語『応挙の幽霊』を聴くツアー」のチラシ

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