津軽の人々が生活の中で愛した工芸品・民芸品に息づく美意識と文化を紹介する展覧会「津軽の美~武士の工芸・庶民の民芸~」が、弘前市立博物館で6日始まった。高価な素材と高度な技術で作られた大名や武士階級のための工芸品と、身近な素材で作られた庶民向けの素朴で実用的な民芸品の双方に通底する「美しさ」にスポットを当てた企画展で、歴代の弘前藩主から庶民まで、各階層の人が使用していた約350点を展示している。
 「弘前藩主印章」は歴代藩主それぞれの好みや人柄が反映され、字体やデザインから時代の変遷もうかがえる。今年1~3月に東京の展覧会に出展された、津軽家由来の雛(ひな)道具も目を引く。
 民芸品の展示は県民芸協会が協力。古作こぎん、南部菱刺、アケビづるなどを用いた編組品、伊達げら、悪戸焼などが並ぶ。
 会期は6月2日までで、4月15日と5月20日は休館日。観覧料は一般300円、高校・大学生150円、小・中学生100円で、4月20日は無料開放する。
【写真説明】約350点の工芸品・民芸品が並ぶ会場

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